新潟でご結婚をお考えのみなさまへ 【結婚せきらら白書】では新潟で結婚した男女に結婚の実態をインタビューし、「本当のところ結婚ってどうなの!?」「どんな婚活だったの?」という疑問をぶつけます。また、現在婚活真っ只中の会員さんの「結婚したい!」というお悩みも掲載しています。みなさまの今後の婚活・結婚生活をより充実したものにするために問題点を洗い出し、解決へのヒントをご提案しています。
◆Kさん65歳男性(加茂市)の場合②
(①からの続き)
小林:10年前に離婚なさっていますが、当時のことはお伺いしてもいいですか?
Kさん:うん。まぁ、ね、仕事人間だったからさ、家庭は女房任せだったんだよね。家は女性が守るものっていうね。それで僕の親父の介護が必要になって、それも全部女房任せで、それが当たり前って言ったら怒られるけど、そう思ってたんだよ。バカでしょ?愛想尽かされちゃってね。ちょうど親父が亡くなって1年して三行半突き付けられました。子供も2人とも女房について行っちゃった。僕はずっとね、男は稼いでくればいいと思ってたんだね。一人になってみると何にもできない。惨めだよね、男って。あとね、寂しさも耐えられないよ(笑)
小林:不満が溜まりに溜まってしまった奥様が爆発した、という感じでしょうか。
Kさん:そうだね。後で考えると会話もほとんど無かったしね。でも僕はそれについて何にも思っていなかった。まさかそんなに思い詰めていたなんて、全然わからなかったんだよ。バカでしょ?
小林:いえ、慣れてしまっていたんですね。
Kさん:そう。それから変な話だけど、人が何を考えているかを考えるようになったよ。
小林: 思いやりというやつですね。
Kさん:そう(笑)今まで、人の気持ちなんて考えてなかったんだなって、反省しましたよ。これからは穏やかに相手をいたわりながら暮らしていけたらなって思っています。
小林:素敵ですね。お互いが思いやりを持ってこれからの人生を支え合えるパートナーを見つけましょう!
Kさん:うん。僕も頑張るからさ、小林さん、頼むよ!